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■床衝撃音測定とは
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床衝撃音測定とは、床の遮断性能の測定です。床に衝撃・振動が加えられ、それが伝って音として放射される固体伝播音を測定するものです。測定は、ハイヒールなどの足音に相当する軽量床衝撃源(タッピングマシン)と、人が飛び跳ねる衝撃音に相当する重量床衝撃音(バングマシーン)の2種類の衝撃源によりおこないます。 |
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■測定方法
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JIS A1418「建築物の床衝撃音遮断性能の測定」に準じておこないます。音源室で軽量床衝撃源、重量床衝撃源を設置し、加振させ、受音室にて騒音計で測定します。測定結果から、受音室のエネルギー平均値を算出し、床衝撃音性能を求めます。 |
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■遮音性能の評価方法
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JIS A 1418「建築物の床衝撃音遮断性能の測定」に示される床衝撃音遮断性能を評価するための基準曲線の周波数特性と等級を用いて評価します。各周波数における測定値をプロットし、結んだ曲線に対して、等級曲線を全て上回る一番高い等級曲線をその等級と読みます。(各周波数最大2dB許容) |
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表-1 床衝撃音に関する適用等級
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表-2 等級の意味
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表-3 床衝撃音の遮音等級と生活実感
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