測定は、JIS A 1417
(建築物の現場における音圧レベル差の測定方法)に準じて行います。
遮音性能測定には、部屋と部屋の遮音性能を測定する室間音圧レベル差の測定と、扉・窓など各部位を測定する特定場所間音圧レベル差の測定の2種類があります。
ピンクノイズ発生器を拡声系に接続し、音源側にてスピーカを駆動し、音源側と受音側の各測定点の音圧レベルを1/1オクターブバンド毎に測定します。測定箇所1カ所につき標準5点の測定を行い、平均しますが、特定場所間音圧レベルの場合は測定場所の面積等により3点程度にすることもあります。また、受音室での暗騒音を測定し、暗騒音と測定値のレベル差により、暗騒音補正をおこないます。測定のポイントは、音源側に外部など暗騒音が高い方を選択するということです。
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