●室内音響設計
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ピアノ防音室では、防振、防音性能はもちろんのこと、より良い音を録音すると共に、ミュージシャンが快適に演奏できる室内の良好な音環境及び芸術性を引き出すような内装設計が必要です。ADOでは、数多くのスタジオでピアノブースを手がけた音響技術を、一般家庭・音楽教室に取り入れ好評を得ております。 |
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音響障害の防止
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高音質で快適なピアノ室の音空間を実現するためには、響きの長さ(残響時間)を調整するだけではなく、音質や音色を調整すること、すなわち響きの質を設計することが必要です。とくに平行に対向する反射性の大きな面がある場合は、エコーやカラーレーションといった音響障害となりますので対策が必要となります。 |
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最適残響時間
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極端に響きが少ない部屋や、響きすぎて原音がわからないような部屋では、良好な音環境ではありません。ピアノ防音室の残響時間は、音楽のジャンル、ミュージシャンの好みによって異なりますが、平均的には、室内平均吸音力が20%〜35%程度の設定が最適な残響時間を得られる目標値です。また、好みによって残響や反射面、吸音面を変えられるような、可変装置を設置するピアノ防音室も増えています。 |
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○適度に残響が長いピアノ室〜気持ちよく演奏できる |
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*残響が長すぎるピアノ室〜明瞭度が悪く演奏しずらい |
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○適度に残響が短いピアノ室〜明瞭度が良く、自分が出している音が良くわかるため練習室向き |
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*残響が短すぎるピアノ室〜つまらない音 |
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